能力者の放課後能力者の放課後
どうやら杜子春様のブログらしい。三日坊主だけどな!
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シマらねえ。どこまでもシマらねえ。
でも日常ってそんなもんさ。
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シマらねえ。どこまでもシマらねえ。
でも日常ってそんなもんさ。
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「・・・わかりやすい上に遅いぜ?」
バス停と噛み合った刃がギャリッ、という悲鳴を上げた。
俺が何をしているかというと、我流の戦い方を散々叩きなおされている。
よくバイクを乗り回していた採石場が格好の練習場になっていた。
「うっせバーカ!」
追撃をもらわないうちにマサ兄から離れようとするも、防御をおろそかにしたらあっさりと掌底に顎を捕らえられる。
そしてぽーんと冗談のように飛び・・・そのまんま砂利の山から転げ落ちる。
転げ落ちた俺の傍らにマサ兄が滑り降りた。
―次がくる。
その速さにあわてて跳ね起きてチェーンソー剣を構えなおした。
マサ兄のバス停の重石部分が振り上げられたが、攻撃は俺の予想を裏切った。
看板部分があっさりと俺の脚を掬ったのだ。
「うへ・・・」
簡単に転ばされた俺の頭の真横に、どしんと重石が置かれた。
ひやりと全身に冷や汗がにじむ。
「気ィ付けろよ・・・弱いんだから。」
余裕ぶっこいてニヤニヤ笑っているマサ兄がどこまでもムカつく。
「今日はここまで。俺が勝ったんだ、ラーメン奢れよ?」
そういうとバス停がふっと冗談みたいに掻き消えた。
どういう手品なのか俺は知らない。
「中学生に毎回毎回奢らせんなや・・・働けねーんだぞ俺は。」
ぶちくさ言っていると手が差し伸べられた。
その手を借りながら立ち上がる。
「いつかお前が勝ったらチャーシューメンの大盛りでも奢ってやるさ。」
そうだ、その笑顔はそんな日が来るわけねえと言外に言っているようで・・・
カッとなってその頭をブン殴った。
バス停と噛み合った刃がギャリッ、という悲鳴を上げた。
俺が何をしているかというと、我流の戦い方を散々叩きなおされている。
よくバイクを乗り回していた採石場が格好の練習場になっていた。
「うっせバーカ!」
追撃をもらわないうちにマサ兄から離れようとするも、防御をおろそかにしたらあっさりと掌底に顎を捕らえられる。
そしてぽーんと冗談のように飛び・・・そのまんま砂利の山から転げ落ちる。
転げ落ちた俺の傍らにマサ兄が滑り降りた。
―次がくる。
その速さにあわてて跳ね起きてチェーンソー剣を構えなおした。
マサ兄のバス停の重石部分が振り上げられたが、攻撃は俺の予想を裏切った。
看板部分があっさりと俺の脚を掬ったのだ。
「うへ・・・」
簡単に転ばされた俺の頭の真横に、どしんと重石が置かれた。
ひやりと全身に冷や汗がにじむ。
「気ィ付けろよ・・・弱いんだから。」
余裕ぶっこいてニヤニヤ笑っているマサ兄がどこまでもムカつく。
「今日はここまで。俺が勝ったんだ、ラーメン奢れよ?」
そういうとバス停がふっと冗談みたいに掻き消えた。
どういう手品なのか俺は知らない。
「中学生に毎回毎回奢らせんなや・・・働けねーんだぞ俺は。」
ぶちくさ言っていると手が差し伸べられた。
その手を借りながら立ち上がる。
「いつかお前が勝ったらチャーシューメンの大盛りでも奢ってやるさ。」
そうだ、その笑顔はそんな日が来るわけねえと言外に言っているようで・・・
カッとなってその頭をブン殴った。
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