能力者の放課後能力者の放課後
どうやら杜子春様のブログらしい。三日坊主だけどな!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
それはにじる様な速度で中天から落ちかかる月。
手の内から滑り落ちるすべて。
変わる街。歳。月。
追い越すのは一瞬。
そのくせにじり寄るようについて回る。
手の内から滑り落ちるすべて。
変わる街。歳。月。
追い越すのは一瞬。
そのくせにじり寄るようについて回る。
つまりそれは平凡へと変わってしまった日常。
俺が倒して無に帰した非現実が俺を蝕んでいく。
俺の望みは動かぬものの中にはなかった。
かつてケンカを売って回った不良どもは今では相手にもならない。
ハンパに力をつけた所為で、無理をしない限りはゴーストは命の危機にはならない。
ゴーストタウンならば心拍を乱さずに制圧できる。
何もかもが色褪せて遠くに見える。
それでも、思えばずいぶん遠くまで来てしまったような。
かといって地図もないし行くアテも俺にはなかった。
PR